先週末、義理の母よりN-BOXカスタム(6BA-JF3)の
サイドステップを破損させてしまったと連絡があり、修理依頼で入庫しました。

しっかし、同じ軽自動車の規格で作られた車とは思えない大きさの違い・・・。
カラーNoは、NH830M ルナシルバーメタリック

さすがバカ売れ車種だけあり、純正カラーはホルツからスプレーが
発売されていた。amazonでポチッた後、早速サイドステップの
取り外しに取り掛かる。
固定はフロントフェンダー内側のビスx1本、底面を覗くとクリップが
4つ(3つだったかな?)を取り外し、サイドステップ本体をフロント
側にスライドすると「パコッ」と外れる。


さて塗装下準備。私のDIYスタイルは、
「完璧補修」スタイルでは無くコストや時短(せっかちなだけ)
を優先させた
「ある程度補修」スタイルである。完璧補修を好まれる方には
間違った情報だらけになるので、参照しない事をお勧めする。
補修部を全体的に脱脂しササクレた箇所をカッター等でならす。
見つかったパテは、紫外線で硬化するモノ。ボディ側も錆びを落として
チャチャッと補修。こちらはタッチペンで終了。

これ(NO MIX)を指で凹んだ部分へ塗布。
後からサンドペーパーで削る分と肉痩せ分を考慮し若干厚く
塗っておく。
十分乾いたのを確認しサンドペーパーで平坦にならす。
光の反射具合や指先に伝わってくる感触から、極力平坦を目指す。
この作業を手抜きすると、最終工程までリカバリー出来る事は
無いので、念入りに。
と分かっているにも関わらず、せっかちな性格から今回も相当な
妥協で次の工程へ。
シリコンリムーバで脱脂、バンパープライマーにて密着性を向上させたのち、
純正シルバーを数回に分けて塗布。
今回は3回ほどで終了。
この時点で表面はざらざらでも、クリヤー塗るので多分?問題は無い。



正しいやり方が分からず毎回カラー塗装が完全に乾く前に
私はクリヤー塗装を開始している。(合ってるかな??)
使うクリヤーは関西ペイントPG80#026 クリヤー
シンナー/硬化剤/道具付がセットになっており重量も色々なバリエーションが
あるのでとっても便利。
今回はZ1000を塗装した余りがあるので、それを使う。
嘘みたいだろ、これ 自家塗装なんだぜ

塗布面積からして、かなり少ない量でOK。
硬化剤残量が10g程度しか無かったので逆算して計量。
湿度や温度によって微妙に指定は変わるが、ざっくり
主剤に対し希釈シンナー30~40%、硬化剤10%
途中から雨が降るアクシデント発生。
更にコンプレッサーの圧力設定を誤り(弱くし過ぎた)、見事に
酷いゆず肌に・・・焦る・・・

実は、Z1000塗装時は、かなり上手く塗れた為、クリヤー層を
ペーパー掛けして磨いた経験が無かったのだ。
仕方なくクリヤー被膜の磨きを実践する羽目に。
やり方は下記のYouTube動画を参考にさせて頂いた。
使用する材料は、耐水ペーパー3000番とコンパウンド
のみ。私の工具は手持ちのアクションポリッシャー+バフ
ただし、ゆず肌が酷く動画では不使用の1500番、2000番
も部分的に使用した。
磨きの常識ではあるが、角は思った以上にペーパーが当たって
いる為、角は意識してペーパーが当たらない様に注意する。
徐々にゆず肌は平滑になってゆくので、うっすらポツポツが
残っている位でやめておく。
そして、試しに、手持ちのコンパウンド+バフで磨いてみる。
すると、拍子抜けするくらい、アッと言う間に艶が出てきた。
コンパウンドも過度に掛けると、クリヤー層を削り過ぎてしまう
可能性もあり、適当なところで終了。

最後にこれも使うことが無かった日産メンテナンスキット
に付属していたクリーナーでひと磨き。
どうもこのクリーナーには、表記こそ無いがコンパウンド成分が入って
いるよう。
見事に、パテ盛り・削りで手抜き(妥協)した部分がしっかり
最後までリカバリー出来る事は無かった・・・。
(やる前から分かっていたはずなのに・・・)


トータルで3日で無事納車する事が出来ました。
所有者である義理の父も母も満足して頂き
「プロみたい」と感心してくれたので、結果オーライと言う事で。
※素人DIYなので、手持ち材料を優先使用。
誤った情報多数かと。
大らかな眼差しで見て頂けたら幸いです。
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